2008-01-01から1年間の記事一覧
ECB Wellink ECB理事へのインタビュー記事が紹介されている。金融機関への流動性供給に縛りをかけるべきとの主張。http://www.creditwritedowns.com/2008/08/ecb-has-to-stop-propping-up-banks.html
サブプライムローン問題ではなく、米国の金融システムがサブプライムであることの問題。http://www.rgemonitor.com/roubini-monitor/253399/bloomberg-heres-to-hoping-nouriel-roubini-is-proven-wrong-by-william-pesek/
http://mrmortgage.ml-implode.com/2008/08/22/fanniefreddie-bailout-who-gets-thrown-under-the-bus/両機関への救済が行われた場合、金融市場はどのように反応していくのだろうか。色々想いを巡らす必要がありそうだ。
http://www.msnbc.msn.com/id/26344834/ ジャクソンホールでの様子が報道で流れてきている。 バーナンキは金融システム監督の見直しの必要性を訴えている。このコンファランスで議論するに適したテーマだろう。 カンザス連銀のホームページには何時乗るのか…
http://globaleconomicanalysis.blogspot.com/2008/08/lehman-treasury-fed-have-lost-control.html なるほどという印象を抱く。カネの流れが大きくなり、国境を越え、そのスピードも速くなると、こういう帰結しかないだろう。
Fannie Maeについては週を通しては25.7%の下落だったが、金曜日については2.1%上昇して引けた。その背景が、両機関の優先株を保有する地方銀行へのインパクトだという。さらには優先株が金融機関や証券会社の資本増強に果たしてきた役割への配慮もあるとい…
韓国と中国の金融機関がアプローチされたという話。 http://www.ft.com/cms/s/0/586ed412-6ee6-11dd-a80a-0000779fd18c.html
残っているクレジットラインの一つが停止されたとの噂? http://yourmortgageoryourlife.wordpress.com/2008/08/21/fed-freaks-over-lehman-credit-lines-credit-suisse-denies-rumors/
ペンローズ報告書にならった日本での破綻中堅生保7社の分析。非常に興味深い。企業 統治を向上させ、破綻リスクを高める内的要因をコントロールすることがもっとも重要 な要因としている。この点、経営陣自らがリスク管理への意識をたかめるだけではなく 、…
IHT.両機関のあり方を抜本的に見直すべきとの議論が出ているという。いったん国有化 した上でより小さな機関に分割し、時間をかけて消滅させる案、あるいは、資金調達能 力に制限をかけた上で通常の住宅ローンといったコアの領域にビジネスを限定する案な ど…
欧米の主要銀行を中心に巨額の損失計上が続いているのに対して資本増強が遅れているとの指摘がある。このあたりの改善がないと、金融機関同士の相互不信から流動性問題が解決しないし、信用収縮にも終わりが見えてこない。
なかなか財務省による救済が具体化しないことに市場は業を煮やしている。観測気球のような救済策を打ち出してはどうかとのアイディアもあるようだが、それではズルズルと引き込まれて終わりが見えなくなるという批判もあるようだ。またモルガンスタンレーを…
IHT.これを要因に昨日の株式市場では久々に反発が見られた。もっとも、Stephen Green氏は、財政刺激先を期待するのは性急であり、まず、loan quota、すなわち、融資枠の配分規制を少しゆるめるといった方策が現実的としているという。もっともだ。
IHT.最近発行された債券には1.3%のプレミアムがついたという。今後、両機関への公的資金注入の引き金となるのは、株価の下落、債券発行コストの上昇だが、ポイントは、両機関の提供するモーゲージ金利の上昇かという気がした。というのは、債券発行コストが…
IHT.97年にサダムフセイン政権下で結んだ契約の改定交渉を行い、profit sharing契約からサービス契約に切り替えたという。関連情報を勉強していないが、米国のイラクに対する影響力の低下か、米国のイラクに対する配慮か、はたまた、米国の中国への配慮か、…
キューバの輸入決済停止で貿易保険適用停止の可能性も取りざたされている。日本から見ると、エネルギーや食料品の価格上昇で外貨準備が枯渇したと見てしまうが、Economist記事を読むと、キューバは米国からみるとイラン、北朝鮮、スーダン、シリアと同列のテ…
BarronsのレポートでFannie MaeとFreddie Macの株価が下落したことは知っていたが、この日は、劣後債や一般債も下落したようで、これは重大な局面にさしかかっていると言えるのかも知れません。売るに売れない公的投資家(外貨準備)もいれば、さっとドライに…
http://news.nifty.com/cs/domestic/societydetail/yomiuri-20080820-00278/1.htm よく飲めますね。トイレも散々行くことになりそう。 でも私の場合はビールを飲むと気分は穏やかになりますが---。
ゴールドマンザックスのレポートが、AIG株はさらに株式発行の可能性があって買えないとの観測を出していたことで、同社株が5.9%下落したとのことだが、AIGのビジネスが非常に複雑で経営陣すら、損失だけでなく最終的なエクスポージャーを把握していない可能…
Rogoff教授のコメント。「衰退する産業で見られるのと同様に、金融界でもいくつかの主要機関の退出をみることになろう。」「主要な投資銀行の間でもconsolidationがあろう。」http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=20601087&sid=admWYNXiEBEs&refer=home*…
当初の規制は16の金融機関株のみが対象だった。今回はよりcomprehensiveなものらしい。
M3が7月には500億ドル減少。
アーバンコープがBNPパリバに対して7月に300億円の転換社債型新株予約権付き社債を発行した際に、実際には株価下落により90億円しか調達できておらず、スワップ契約によって最終的に58億円の営業外損失が発生していたという。情報開示上極めて問題のある取引…
Barronsに両機関への米政府による資本注入必至との記事が出て、金融不安が再び頭をもたげている。6月末現在の自己資本は、Fannie Maeは120億ドル足らず、Freddie Macはマイナス56億ドル。加えて、時価評価された両機関の資産は実際には相当かさ上げされてお…
FDICが金融機関の主たる監督の任を負うOffice of the Thrift Supervision等に対してCamel ratingと呼ばれる金融機関の格付の引き下げを主張し、これに同監督機関が反対しているという。FDICと主たる監督機関(primary regulator)での間には、格付を巡っても一…
今年上半期(1―6月)にマカオを訪れた観光客数が、前年同期比18%増の1493万人となり、隣接する香港を訪れた人数を半期ベースで初めて上回ったという。観光政策あるいは観光インフラの整備次第で大きな結果の違いがでてくる好例だろう。
買収額を引き上げてUNBCの取締役会の同意を取り付けた。即ち、17%引き上げて1株$73.50とした(当初は$58)これは、当初のオファーの前日の株価に比べて26%のプレミアム。所要資金は35億ドル。割高との批判もあるようだが、FTは、UNBCを新たに買収したので…
ワコビアが、販売した価格でAuction Rate Securities (ARS)と呼ばれる仕組み債を投資家から買い戻すことで、ニューヨーク州と和解し、罰金も支払うという。 他にも、捜査対象として25者があがっており、その中には大手金融機関が含まれている模様。メリルリ…
小さなre-insurerという言い方なので、monolineのような役割も果たしていたのだろう。ただ、注目したのはワコビアがこのユニットを破綻させたこと。http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=20601087&sid=a20jAJRpYIuM