2009-01-01から1年間の記事一覧

ユニクロの経営

柳井社長との座談会。含蓄が深いと思う。(東洋経済Live 2009 No.5) 23の経営理念を共有。どんなに能力がある人が入ってきても、根本的に考え方が違うと駄目。経営理念を全員が共通で認識する必要。 我々の経営理念はどこの会社でも通用すること。 ミッショ…

Sweeping victory of DPJ

Japanese general election held yesterday showed a sweeping victory for DPJ and a clear and landslide defeat for LBP.Several reasons are cited behind it. First, people seems to be wary of the preliminary result of the structural reform init…

ブランク

色々慌ただしい日々が続きましたが,ブログのブランクはブランク。 深く反省して再出発したいと思います。

総選挙後のポートフォリオを考える

明快な分析だと思います。心より敬意を表します。http://professor-snape.txt-nifty.com/investors_eye/2009/08/post-66b3.html

米国の金融システム再建

「米金融安定化 なおリスク」議会調査委月例報告 不良資産、劣化の恐れ。日経夕刊 「紹介物」としては、貴重な記事のように感じた。 昨秋の金融安定化策の導入から10ヶ月が過ぎても6000億ドル-1兆5000億ドルの不良資産が銀行のバランスシートに残っており、…

大きすぎてつぶせない 再考

Putting shackes on 'too big to fail' 先週発表されたオバマ政権の金融規制修正案では、最大手の米銀についていくつかの措置が執られたが、この点、政権内部でも、金融システムに脅威を与えるところまで巨大化を許すべきではないとの意見が出たものの多数を…

PimcoとPPIP 金融市場では Pimcoが「ホワイトハウスの耳」を持っている

今日のIHTの記事は興味深い。On finanicial markets, Pimco founder has White House's ear ビル・グロスはPimco(Allianzが親会社)の創設者で債券ファンドとしてはもっとも成功を収めていると見られているが、PPIPのもっとも熱心な支持者。 しかし、そのflag…

メディア不振の理由を考える

難しい問題ですね。マスを相手に広告収入や部数という短期的な目標があるとなかなか中長期的な読者の発掘、育成といった作業は難しくなると思います。それにしても最近の状況は厳しい。この間も、友人の某新聞社の記者さんから購読切り替えを頼まれました。…

朝日新聞朝刊記事。まだ文部科学省サイトは確認していない。 中央教育審議会の大学分科会が15日「中長期的な大学教育に関する第1次報告」をまとめた。 小子化の流れを踏まえ、大学統合や大学間連携を支援する必要性を訴えた。報告は、私立大の約5割、私立短…

リスク回避の動き収束の裏には

中国が資源備蓄のために相当量買い付けを伸ばしたとの記事がある一方で、中国の輸出減少、一方で国内の固定資産投資が急増しており内需型経済に移行している、問題はその持続性との記事もある。内需で中国が石油、鉄鉱石などの買い付けを増やさざるを得ない…

公務員の再就職のありかた

説得力ある提案だと思います。http://ameblo.jp/kiharaseiji/entry-10272528221.html 今までの「天下り」が、どちらかというと?給料回収型、給料後取り型、つまり、公務員の時代、安月給で頑張ったという前提で天下りで取り返す、との発想だったものを、?社…

イーバンク→楽天銀行

http://blog.livedoor.jp/liquid7/archives/51613708.htmlいつも拝見しているブログでこの事実を知りました。 確かに名称変更した方がイメージがはっきりしますね。

西川社長続投問題が衆議院解散を早める

http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20090604/157930/ 昨日同じようなことを思いつきました。まだ田原さんのアイディアは最後まで読んでいませんが。

エールフランスの残骸発見

乗客をみると上り坂のブラジル経済と欧州の結びつきの強さが示されているという。中国の人もかなり搭乗していた模様。日本人は、リオからパリというルートには乗るチャンスが少ないのだろうが取り上げられていない。これも世界の重心の一つかもしれない。

TemasekとRichard Liがテンプルトンと組んでAIGの資産運用部門の買収へ

米、香港、シンガポールの名だたる面々による連携。重心が徐々にかつ着実にアジアにシフトしているといえなくもありません。WSJ報道を見て。

円高の要因

与謝野さんの発言には私も興味を持ちました。一般には評判のあまりよくない与謝野さんですが、ポイントは押さえているな、という印象を受けます。http://www.gaitame.com/blog/nomura_report/2009/05/20090525073000.html 与謝野大臣は「現時点で介入するこ…

入りたい保険のトップ?

拍手。http://journal.mycom.co.jp/news/2009/05/28/032/index.htmlライフネット生命保険はこのほど、同社が販売する「かぞくへの保険(定期死亡保険)」が『日経ヴェリタス』の「保険のプロに聞いた入りたい死亡保障ランキング」において第1位に選ばれたと発…

マーフィーの法則

日経夕刊 佐和隆光さん。「最悪の事が起きる公算は思いのほか高い」という経験則。Alan Blinderプリンストン大教授による。経済政策の分野では、 経済学者の知見がもっとも不足しており、意見のバラツキが大きいとき、経済学者の影響力は最大となる。そして…

医薬品ネット販売規制 その後

http://journal.mycom.co.jp/news/2009/05/22/008/index.html 反対論を押し切ってまで厚生労働省がネット販売を規制する理由が今ひとつわからなくなってきました。

世界経済の回復は?

http://fistfulofeuros.net/afoe/economics-and-demography/dont-get-carried-away-now/米国が低金利の米ドルを提供しはじめていて、それが日本が不況脱却の際に低金利の円を提供したのと似ているとの分析が面白い。

愛と信念

http://d.hatena.ne.jp/k-hisatune/20090519どのような地域でも、どのような職場でも、そこを愛し信念を持った、たった一人の人が変えていく。良い言葉ですね。

米政府向けに優先株を発行した米銀のワラントについて

今日のIHTは、Old National Bancorpというインディアナ州の銀行が、TARPに返済を行う際に、1,2百万ドルを払ってワラントを買い戻したが、ワラントの買い戻しを認めるかどうか、認めるとしていくらでの買い戻しを認めるか、公的資金注入の際に納税者が受けう…

大手銀行と中小銀行の利害対立-米国金融システム再建を巡って

resolution authority(整理機関)設立案が3月末に財務省から提示されているが、これを巡って、中小銀行は、その費用は対象となる大手銀行のみが負担すべきで、中小は一銭も負担すべきでない。そもそもFDICの保険料にしても一律というのは問題で中小は料率を…

大学予算に成果主義

朝日新聞記事。読むと、財務省が大学への予算配分の際に基準を変えるという。旧国立大学中心の話かというとそうでもなさそう。財務省のホームページを見ると確かに15日に財政制度など審議会にペーパーがでている。求めているものは大学側と同じだと思うけれ…

Tata自動車が一息?

タタ自動車は、4月9-25日の間にナノの203千の前払い予約を受け付けており、約250億ルピー (5億米ドル相当) の現金を手に入れたという。ジャガーやランドローバーといったブランドを手に入れるためにも現金が必要であり、慈雨となるか。ナノは112,735ルピーで…

中国本土の銀行融資増加額が減少

4月の新規融資は6000億元と、3月の1兆9000億元より大きく減少したという。1-3では4兆5800億元であったのとも好対照。AP報道で、出所は政府筋という以上のものはない。当局の姿勢に変化があるのか、あるいは、不良資産積み上げを嫌って審査の厳格化が求められ…

気持ちを盛り上げる方法

Lucy Kellaway女史のコラムは毎週読むようにしている。今週は、不況の中で気持ちを奮い立たせる方法というべきエッセーだ。題して、"Denial, fear, acceptance and a burst of cheer" オバマ大統領でも、夕刻、暗いニュースを読んだあと、家では、違う雰囲気…

香港HSIの反発

連休で日本はお休みだが、香港は、4日(月)にHSIが16,000の大台を回復。860.06 points(5.54%)上昇して16381.05で引け。その理由としては、前日ニューヨーク時間に発表されたCLSAのpurchasing managers indexが上昇したことと、アジア開銀が本年後半の経済…

短観

短観(2009年3月調査)は、4月1日8:50に発表されるが、株価が底に近いと思われる時期にあったこと、中国などで回復の兆しも出ていること等がどのように影響するかがポイントとみる向きもあるようだ。

伊藤元重さん 地球を読む

消費税引き上げの議論が棚上げになっているなかで、医療・年金・介護・教育・育児支援などの制度を改革していくことが将来不安の解消だけでなく、景気対策としても有効であることを説いた貴重な提言だと思う。貯蓄から消費とは言い得て妙。読売29日朝刊。 世…